2023年12月13日水曜日

放出(はなてん)

こんばんは、こうちゃんです。

こちら、難しい漢字を使っているわけでもないんですが、その読みが珍しく、
また地名に使うには珍しい熟語でもあるため、しばしば珍地名として紹介される、

放出(はなてん)

です。

放出(はなてん)は、大阪府大阪市鶴見区と城東区にまたがる地名。

現行の町名としては鶴見区放出東1 - 3丁目と城東区放出西1 - 3丁目があり、国道479号(大阪内環状線)が境界となっている。

難読地名・珍地名として知られる「放出」の地名の由来には2説ある。ひとつは、当地が古代の河内湖から淀川への放出口にあたることから、湖水の「はなちで」から「はなちでん」さらに「はなてん」に転訛したといわれる。もう一つは、三種の神器の一つ・草薙剣を剣が安置されていた熱田神宮から盗み出し逃げようとした新羅の僧・道行の乗った船が難破して当地に漂着し、神の怒りを恐れて剣を放ったという伝説に由来するともいわれている(草薙剣盗難事件)。地区内の阿遅速雄(あじはやお)神社にある石碑がその伝承を伝えている。

平安時代には摂津国東成郡榎並荘のうちに放出村が見られ、明治の町村制施行まで続いた。


なお、駅名にも使われていますので、
ちょっと、そちらもご紹介。

放出駅(はなてんえき)は、大阪府大阪市鶴見区放出東三丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅である。駅番号は片町線がJR-H39、おおさか東線がJR-F08。

当駅の所属線である片町線(学研都市線)とおおさか東線の2路線が乗り入れ、両路線の接続駅となっている。おおさか東線はかつては貨物列車専用の片町線支線であり、通称「城東貨物線」と呼ばれていた。

1895年8月22日に、浪速鉄道の駅として開業する。放出付近での鉄道建設には「ゴヘラの火の粉で藁屋根や農作物が燃える」、「駅ができると若いものが大阪(市街)へ出て遊ぶようになる」等の理由で、用地買収が順調にいかなかったことから、旧大和川の河川敷上に線路を建設し、その中に当駅が設けられた。

1999年頃から旧駅舎の老朽化と放出駅周辺の再開発計画に伴い、駅舎のリニューアル工事を実施し、2002年に橋上駅舎として新装オープンした。これに併せて南北自由通路が設けられ、それまでほとんど更地であった駅南側は整備・開発され、現在は分譲マンションが建ち並ぶようになった。また、旧駅舎は取り壊され、その跡地には2004年5月にテナントビルをオープンさせている。2008年12月には、ホームに待合室(1・2番のりばは鴫野方、3・4番のりばは徳庵方に)が設置された。

とのことです。
シンプルな漢字を使っているのに、
地元民以外はまず読めない、なかなかの難読駅名です。

こうちゃん

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