2020年11月4日水曜日

放出(はなてん)

こんばんは、こうちゃんです。

こちら、難しい漢字を使っているわけでもないんですが、その読みが珍しく、
また地名に使うには珍しい熟語でもあるため、しばしば珍地名として紹介される、

放出(はなてん)

です。

放出(はなてん)は、大阪府大阪市鶴見区と城東区にまたがる地名。

現行の町名としては鶴見区放出東1 - 3丁目と城東区放出西1 - 3丁目があり、国道479号(大阪内環状線)が境界となっている。

難読地名・珍地名として知られる「放出」の地名の由来には2説ある。ひとつは、当地が古代の河内湖から淀川への放出口にあたることから、湖水の「はなちで」から「はなちでん」さらに「はなてん」に転訛したといわれる。もう一つは、三種の神器の一つ・草薙剣を剣が安置されていた熱田神宮から盗み出し逃げようとした新羅の僧・道行の乗った船が難破して当地に漂着し、神の怒りを恐れて剣を放ったという伝説に由来するともいわれている(草薙剣盗難事件)。地区内の阿遅速雄(あじはやお)神社にある石碑がその伝承を伝えている。

平安時代には摂津国東成郡榎並荘のうちに放出村が見られ、明治の町村制施行まで続いた。


こうちゃん